リンゴ大好き

大好きリンゴのしゅるいについて

紅玉


日本でりんご栽培が始まった明治初期から親しまれてきた古いりんごの紅玉。どんな土地でも栽培ができ、収穫量も多く、味も良いことから、青森県を中心に広く栽培されてきました。各地で愛されてきた影響で、土地によって呼び方が異なっていたのですが、明治30年代に紅玉と統一されたようです。それでも、いまだに満紅や千成とよぶ年配の方もいるようです。収穫時期は10月ごろで、小ぶりな実と酸味の強い甘み、芳醇な香りと果汁の多さが特徴的です。そのまま食しても良いのですが、火を通しても煮崩れしにくい性質と、酸味の強さから、加工するりんごとしては右に出るもののいない存在となっています。昭和40年代以降、バナナなどの輸入自由化や、作物の豊作、食や嗜好の変化に伴って、甘みが強く大きめの実が好まれデリシャス系のふじやつがるに人気が集中したのですが、加工品の技術やパターンが多くなるにつれて、紅玉が見直されるようになり、今ではりんごの加工品と言えば紅玉とまで言われるようになりました。洋菓子のアップルパイ、和菓子のりんご餡、様々に形を変え、りんごの美味しさを表現してくれている一つです。


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